みなさん、こんにちは、ぷりんです🐶
みなさんは今の働き方、仕事に満足していますか?
ワークライフバランスという言葉があるくらい、どのくらいの割合を占めるかは人それぞれだとしても仕事は人生の大きな一部です。
そんな人生の大きな部分を占める仕事において、自分にとって理想の働き方・好きなことができたら幸せですよね☺︎
私と一緒にキャリアについて考えていきましょう!
今日は私が5年間外資コンサルで働いてきて、良かったこと、学んだこと、いまいちだったことを共有することで、外資コンサルで働いてみたいと思っている方や会社で仕事の成果が出ず悩んでいる方のヒントになればいいなと思います!
外資コンサルでの働き方
1. 入社前〜入社後の流れ
私は中途入社なのですが、中途入社の場合は入社前〜入社後は下記の様な流れでした。
(入社前)
- 推薦図書(10冊ほど)を読む
→特に感想文等の提出を求められることはないのですが、ロジカルシンキング関連の書籍を10冊程推薦図書として読むように言われます。
これを読んでいると、後の中途入社研修の内容が頭に入ってきやすいのできちんと取り組むことをおすすめします!
全ては覚えていないのですが、私が読んだ書籍は下記です。
1) イシューからはじめよ/安宅和人
2) 論点思考/内田和成
3) ロジカル・シンキング/照屋華子・岡田恵子
4)考える技術・書く技術/バーバラ・ミント
(入社後)
- 中途入社全体研修: 1週間
この研修は部署に関係なく中途入社全員が受ける必要があり、パワポ、エクセル、ロジカルシンキング等を学びます。
研修の最後にはテストがあるのですが、このテストが難しく、私は5点満点中1.5点という凄まじい点数を取りました(笑)
最初はマジか〜やっていけるかなと思いましたが、このテストの内容が業務に直結するわけでも、給料に関係する訳でもないので心配ありません! - オンライントレーニング、プロジェクト面接: 1-2週間
全体研修が終わったら、プロジェクト面接、面接の合間にオンライントレーニングを受講します。
2.プロジェクトワークの部分で詳しくお話ししますが、コンサルは総務等社内の部署以外は基本的に担当のクライアントごとのチームである、プロジェクトに配属されます!
そしてプロジェクトに配属される前に、プロジェクトが求めている人材と自分のスキルがマッチするか確認のための面接があります。
私が配属されたプロジェクトがグローバル企業のプロジェクトだったため、面接も日本人のマネージャ2人+海外のマネージャ1人でした。
私の前職が通信キャリアで、プロジェクトが求めているのがNetworkに詳しいインフラエンジニアだったので、面接の内容もNetworkの技術に関することが中心でした・・・が、緊張し過ぎていたのと質問が難し過ぎて何も答えられず撃沈でした。
(面接時の再現)
Please introduce yourself.
(まずは自己紹介お願いします)
My name is purin.
I have worked in telecommunication company for 2 years.
……..
(私の名前はぷりんです。通信キャリアで2年間働いていました。
…….仕事内容の紹介)
Hi Purin, okay, let me ask several questions regarding network technology.
(ではNetwork技術に関する質問をいくつかさせてください。)
————————————–ここからケース面接————————————-
What if client data center,……
(私の頭の中)????
そしてちんぷんかんぷんな回答
&$&#><!
Ah, okay, not quite sure..
(あ〜ちょっと違うかも・・・)
何を聞こうか困惑
Her skill needs to be improved more, but she just entered the company and we can expect she will grow up….
(彼女のスキルはまだまだだけど、入社したばかりだから成長に期待しよう)
こんな感じで手応えゼロの面接が終わり、面接が終わった後、あ、絶対落ちたわ。と思っていたのですが、1週間程たった後、面接の時の日本人マネージャーから、「ようこそ、このプロジェクトへ!」というメールが大量のクライアント資料と共に送られてきて、晴れてプロジェクトに合格となりました。
今思い返してもなぜ合格できたかは分かりませんが、恐らくプロジェクト側で本当に人手不足だったのだと思います笑
2. プロジェクトワーク
プロジェクトワークという働き方はコンサル独特の働き方だと思うのですが、プロジェクトというのは担当のクライアント企業ごとのグループになります。
社内ではA社プロジェクト、B社プロジェクトのように呼ばれ、この1つのプロジェクトにさまざまな部署の人が関わっています。
コンサルはクライアント企業の業務課題の改善や解決を目的として働くので、基本的にプロジェクトに配属された後は、自分がA社プロジェクトに配属されたのであれば、”A社の人”として働き、A社の業務を全て理解した上でどのようにすればもっとA社のビシネスは好調になるのか、業務改善できるのかを提案していく、という働き方です。
1つのプロジェクトがどのくらい続くかは基本的にはクライアント企業との契約期間の長さで決まっており、2年契約のプロジェクトでクライアント企業が2年経った時に延長をしなければプロジェクト解散、また別のプロジェクトに配属される、という流れになります。
そのため、契約期間の長いプロジェクトに配属されて、5,6年同じプロジェクト、という人もいれば2年契約のプロジェクトで2年後に違うプロジェクトに配属されている、という人もいます。
コンサルでは、プロジェクトが変わる=転職並みに業務内容が変わるので、変化が好きな方、色んな方と働きたい方には楽しい働き方だと思います!
3. キャリアレベル
外資コンサルでも役職名が少し複雑ですが、日系企業の課長、部長のように役職があり、それぞれ日系企業の役職と照らし合わせると下記の様になるかと思います。
私はアナリストで入社し、現在はコンサルタントです。入社5年でコンサルタントは早くも遅くもない普通のスピードかなと思います!
早いと毎年昇進する超有能な方もいます😶
- アソシエイト(新卒)
- アナリスト(社会人1-2年目)
- シニアアナリスト(社会人3-4年目)
- コンサルタント(チームリード)
- アソシエイトマネージャー(課長補佐)
- マネージャー(課長)
- シニアマネージャー(部長)
- ダイレクター (経営層)
そして日系企業と大きくことなるのは、昇進するかしないかは在籍年数ではなく個人のスキルで評価されるという点です。
例え40歳でもその人にアナリストまでのスキルしかないと判断されれば、アナリストになります。そのため、年下の部下ができることは大いにあり得ます。
実際、私のプロジェクトも34歳のシニアマネージャーと40歳のコンサルタントがいます。
外資コンサルでのキャリアアップ・給料
1. キャリアアップの仕方
私が思う外資コンサルでキャリアアップする秘訣は下記の4点かなと思います。
ちなみに外資コンサルのイメージでよくアップオアアウト(昇進もしくは退社)という言葉を聞くかもしれませんが、私の会社では働き方改革で昇進せずに色々な仕事をやってみても別に良いというような考え方もあります。
私も実際去年はまだ部下を持つ覚悟・自信がなく、まだ昇進したくないと上司に伝えました。
- 自分の立てた目標を達成する
ここでのポイントは自分の立てた目標が上司、会社の期待値と合っているかということです。
目標を立てる時にしっかり自分がやりたいことを伝えることと上司から自分に求められていることをしっかり聞き出すことがポイントです!
ここで自分の立てた目標と上司が自分に求めていることが合わない場合は、自分のやりたいことができない、ということになるので、プロジェクトを変えることも考えたりします。 - 社内で力のある上司の下につく
私の会社では年に1度マネージャー以上が出席する評価会議があり、その評価会議で1人1人マネージャーが自分の部下がどれだけの成果を上げ、昇進するのにふさわしいかを発表します。
その際にプレゼンが上手く社内で評価されている上司の下についていれば、自分のことも上手くプレゼンしてもらえて昇進する可能性が高いですが、社内で力の弱い上司だと昇進の可能性も低くなります。
私の会社では上司を選べるので上司をよく観察して、社内で力が弱そうだなと感じれば上司を変えるのも手段の1つです。
ちなみに上司を変える人は結構多いので、上司を変えたことで恨まれたり不利な立場になることはありません! - プロジェクト内で自分にしかできないことを作る
プロジェクトの状況をよく観察して、このプロジェクトに足りないスキルや改善するべきところはどこで、その足りない部分の中で自分の能力が十分発揮できそうな部分はどこかを常に考えることがポイントです💡
例えば私の場合は、プロジェクトの中にNetwork技術が分かるメンバーがおらず、サーバのスキルに強いメンバーばかりだったので、私は前職が通信キャリアのこともあり、前職の知識が活かせそうだと思い、Networkの部分を支えていこうと決めました。
プロジェクトの中でクライアントのNetwork構成に1番詳しいのは自分だと自信を持って言えるように、ひたすら資料や構成図を読み込んで、メンバーに説明会を開いたりもしました!
その結果、今ではNetworkの構成変更の会議の際には、上司から必ず声が掛かるようになりました。外資コンサルは実力主義のため、特にプロジェクトの財政が厳しくなった際に十分なパフォーマンスを出していないとすぐにリリース(プロジェクトから解任されること)されてしまいます。
リリースされないようにするためにも、上司にこの人はプロジェクトになくてはならない存在だと思ってもらえるように努力することが大切です◎ - (アソシエイト〜シニアアナリストまで)与えられた仕事をやり尽くす
ここでのポイントは与えられた仕事をする、ではなくやり尽くすということです。
私がアナリスト時代、2歳年上のアナリストの方がいました。その方はどんどん新しいことをやるのが好きだったようで、与えられた仕事をどんどんこなし、上司に「他にやることはありませんか?新しいことがやりたいです。」というのを何度も伝えていました。
もちろん新しいことをどんどんやっていくのも素晴らしいことですが、一度上司に他にやることがないか確認する前に本当に与えられた仕事が終わっているか、もっと良いクオリティに仕上げるためにできることがないか一度立ち止まって考えてみてほしいなと思います☺︎
そもそもマネージャーからしたら入ったばかりのアソシエイトやアナリストに責任のある仕事は任せられないので、大体頼まれる仕事は、議事録の作成やExcelでのデータの取りまとめ等です。せっかくコンサルに入ったのにこんな仕事なんて…と思わずに、まずは与えられた仕事を完了させて、その後自分の意見を資料に付け足してみて、上司に共有する際に「こうした方がいいと思ったので、少し変えてみました。」と言ってみてください。そこで上司に「この人は与えた仕事に自分の意見を反映させて与えた仕事+αのことをできる人なんだ」と印象付けられれば、そのうち仕事は嫌と言う程任される様になります😅
2. お給料事情
お給料ですが、大体下記のようなイメージかと思います。
私の会社では、大体1つキャリアレベルが上がると年収が100万上がります!
また、マネージャー以降は残業代が付きません。
- アソシエイト(新卒): 400 – 500万
- アナリスト(社会人1-2年目): 400 – 500万
- シニアアナリスト(社会人3-4年目): 500 – 600万
- コンサルタント(チームリード): 600 – 800万
- アソシエイトマネージャー(課長補佐): 800 – 1000万
- マネージャー(課長): 800 – 1000万
- シニアマネージャー(部長): 1000万 – 1500万
- ダイレクター (経営層):1500万 – 2000万
外資コンサルに向いている人・向いていない人
私が思う外資コンサルに向いている人の特徴は下記です。
1. 向いている人
- 物事を自分事として考えられる人
例えアソシエイト、アナリストでも自分に任された仕事、領域は自分が引っ張っていくのだ!という強い意志を持っている方が向いていると思います。
コンサルは上で記載した通り、クライアント企業の業務課題の改善や解決を目的として働くため、物事を自分事として考えられない人は課題をそもそも見つけられないかと思います。
自分が仕事を引っ張っていく上で、課題を見つけ、それを1つ1つ解決していくことが求められます。 - 上司やクライアントから厳しいことを言われてもへこたれない人
プロジェクトの財政管理をする際に、メンバー1人1人あたりの単価(時給/1時間につきクライアントが払うお金)を見ることがあるのですが、例えアナリストでもクライアントは時給2000円ぐらいを1人1人に払っています。そのため、クライアントの立場に立てばこんなに高いお金を払っているのだからクオリティの高い仕事、提案をしてほしいと思います。
その結果、クライアントに怒られたり、上司に提案資料の甘さを詰められることは日常茶飯事です。厳しいことを言われて、1度は落ち込んでもすぐに立ち直り、新たな案を考えたり、資料を作り直したりできるメンタルの強さが求められます。 - 分からないことを素直に質問できる人
外資コンサルだけではなく、日系企業でもそうかもしれませんが、基本的に全員忙しいので、質問をしなければ上司の側から何かを教えてくれることはありません。
会議で分からないことがあれば、上司の時間はなかなかとれないのでその場で質問することが大切です!
私もアナリスト時代、英語の会議で質問をする勇気が出ず、分からないことをその場で解決できなかったという経験が何度もあるのですが、正直これは慣れです!緊張する方は2,3人の会議で質問することから練習してみてください🙂
特に英語会議はどんどん話が進んでいってしまう傾向がある気がするのですが、ちょっとした隙を狙って、「Sorry for cutting in, but I have a question.(割り込んですみません、質問があります)」と言ってみてください!会議を進行している方からしたら質問がない方がみんな理解してるかなと不安になるので、質問することは良いことです◎ - 1つ1つの仕事に自分なりの考えを持っている人
私が思うにコンサルで働く人はみんな「もっとこうすれば良くなるのに。」という意見を持っている気がします。この「もっとこうすれば良くなるのに。」がクライアントへの提案に繋がるので、与えられた仕事をこなすのではなく、そもそもこの仕事はこのやり方じゃない方がいいのではないか?何のためにこの仕事は必要なのか?など良い意味で与えられた仕事に疑問を持った方が良いと思います! - 難しい課題が出てきた時にも考えることを諦めない人
クライアント側から相談される仕事は大体難しいです。簡単な仕事であればそもそもクライアント側で解決できるため、わざわざ高いお金を払ってコンサルに頼む必要もないので、依頼される仕事が難しいのは当然かなと思います。その難しい課題を与えられた時に考えることを諦めるのではなく、課題を細分化して自分の理解できるレベルまで落とし込んで考え続ける力が求められます。
例えば私はクライアント企業のインフラ運用のプロジェクトにいるのですが、クライアントから海外エンジニアのレベルをもっと上げてほしい、と言われたことがありました。この時私はまずはクライアントが海外エンジニアのどの部分を”レベルが低い”と思っているのか、を確認しました。すると、クライアントが依頼した作業内容を複数回間違えて設定していたことがわかりました。ここからなぜ間違えてしまったのか?を考え、理由が出てこればまたそれはなぜなのか?を考えていきます。私の会社ではこのなぜ?を4−5回繰り返して考えるようにと言われています。 - 未経験の仕事でも調べたり周りの協力を得ながら実行できる人
これは私が外資コンサルに入って1番衝撃だったことなのですが、クライアントに依頼された仕事が自分がやったことのない仕事だったとしても自分で仕切って実行していくことが求められます。
私の前職の通信キャリアはそもそも業務の範囲がしっかりと決まっていたので、未経験の仕事を頼まれることが少なかったのですが、頼まれたとしても他の経験のある方に担当を変えていました。ですが、外資コンサルは周りの経験がある方にサポートをもらうとしても主担当は自分になります。以前未経験の仕事を依頼された際にマネージャーに「未経験なので、私にはできないです。」と伝えたところ、そのマネージャーに「じゃあ、経験のある人にサポート依頼しとくからその人と一緒にやろうか。やったことないからやらないだと一生その仕事誰もできないからね〜はは」みたいな感じで言われた時は、そうか、そういう考え方なのか!と衝撃でした。
2. 向いていない人
向いていない人は、上記向いている人と反対の特徴を持つ人になり、具体的には下記のような人になるかと思いますが、特に4点目5点目のような人は外資コンサルに向かない以前に、今流行りの生成AIが進んでいけばAIに取って代わられてしまう危険性があるので、小さなことからでも考える癖をつけていくと良いかと思います☺︎
- 自分の仕事に責任を持ちたくない人
- 上司やクライアントに厳しいことを言われたくない人
- 人に相談することが苦手な人
- 与えられたマニュアル通りに仕事をしたい人
- 考えることが嫌いな人
外資コンサルで働くメリット・デメリット
私が思う外資コンサルで働くメリット・デメリットはそれぞれ下記です。
メリット
- 自分のやり方で仕事を進められる
これは上記で書いた物事を自分事として考えるというところと繋がってくるのですが、1人1人がその分野のスペシャリストと社内からも社外からも見られるので、仕事に自分の意見は反映しやすい、むしろ自分の意見だけで仕事の進め方や方針が決まることもあります。自分の意見があり、自分で仕事を引っ張っていくことが好きな方には最高の環境だと思います☺︎
ですが、当然、失敗した時も上司がある程度は守ってくれますが、原因分析の資料を作成したり謝罪したりするのも自分になります。 - 上司にも対等な立場で意見できる
上記で記載した通り、1人1人がその分野のスペシャリストなので、上司に対等な立場で意見が言えることももちろんですし、上司の方から技術的な質問や相談を受けることもあります。
ここも前職の日系企業とは違い過ぎて驚きました。日系企業では、部署ごとにある程度の仕事の範囲が決まっているので上司は全ての仕事内容を知っていて、部下の相談を受けて指導する立場なことが多いと思います。ですが、外資コンサルは人の入れ替わりも多いので、急に自分の上司が変わったりします。その上司が3ヶ月前に入社したばかりで昨日プロジェクトに配属されたばかりというケースも多々あります。その場合、上司よりも自分の方が業務内容を知っているのは当たり前のため、上司の方から進め方や方針を相談されます。
そのため、自分がしっかりしないと!という意識は前よりも強くなったかと思います。 - 周りに優秀な方が多いので自然と学ぶ習慣がつく
外資コンサルは基本上昇思考が高く、勉強が好きな方が多いです。
会議後の雑談の時にそうえば新しい生成AIツールのこういうところが使いやすかったです、この機能を使えば資料をまとめる時に役立ちそうです等プロジェクトのメンバーから勉強したことを聞くと、それに感化されて自分も負けないように勉強しないと!と自然と常に勉強するようになりました☺︎
社内のトレーニングも次々と新しいものが出るので、新しいことを知ることが好きな人には絶好の環境だと思います。 - 新しい仕事も経験できる
上記にも記載しましたが、外資コンサルでは基本「未経験なのでできません。」という考え方は通用しません。未経験でできないのであれば、経験を積んでできるようになろうという考え方です。そのため、経験値はどんどん上がっていきます。そして未経験の仕事を達成できたという達成感が自信につながり、努力すれば何だってできる!という考え方が身についてきている気がします。
私の感覚ですが、外資コンサルは自分に自信がある人が多いような気がしており、きっとその理由は困難を乗り越えながらも未経験の仕事をたくさん達成してきた経験があるからだと思います☺︎
デメリット
- 入社した瞬間からスペシャリストになることを求められる
上記で記載した1人1人がその分野のスペシャリストは、入社した瞬間から求められます。
そのため、特にアナリスト時代はミーティングの時にスペシャリストとして意見を求められても何も答えられず、上司の期待値にもクライアントの期待値にも全然届いていないと感じ落ち込むことも多かったような気がします。
周りを見ていてもアナリスト時代が1番苦労している人が多い気がします。
上司やクライアントの期待に応えようと長時間働いて体を壊す人がいることも事実です。
私自身も体は壊しませんでしたが、アナリスト時代は早く追いつかなければと気づけば夜中まで資料を読んでいることがよくあり、当時のマネージャー、感情のないAIのような上司でしたが、そのマネージャーに「明日できることは明日やろう。」と止められていました。
私が思うに人の成長曲線は物事を始めた時は緩やかで、ある時を境に急激に伸びます。私の場合は急に色々と仕事が分かり出したのはシニアアナリストに昇進する直前でした。
今アナリストで思うように力が出せていない方も急に分かり始める時が必ず来るのであまり自分を追い込み過ぎず過ごしてほしいなと思います🌼 - 導いてくれる上司がいない
これは・上司にも対等な立場で意見できるの部分で書いた内容と被りますが、上司はマネジメントはできますが、必ずしも自分の担当している分野に詳しい上司とは限らないので、自分の担当している分野に詳しくない方が上司になった場合、上司に仕事の進め方の相談はできるかもしれませんが、その分野の知識をどのように増やすか、どのように勉強してきたかというような自分のスキルアップに関しては相談ができません。
実は私も今この部分が1番悩みの種となっています・・・。
その点日系企業は、上司について行けば自分の領域のスキルを伸ばすことに繋がり、迷子にならずにキャリアを進んでいけるので素晴らしいと思います。 - 個人プレーになりやすい
これも1人1人がその分野のスペシャリストとして扱われるという部分に繋がりますが、外資コンサルはプロジェクトというチームがあったとしてもその中で1人1人が自分のスキルを発揮して仕事を進めているので、あまりチームで仕事をしている感じはありません。私自身もし同期の仕事を急に明日からやることになった場合進め方が分かりません。
以前のマネージャーもこのプロジェクトは1人1人のスキルは素晴らしいが、個人事業主のようになっていてまとまらないということを嘆いていました。マネージャーが忙し過ぎて1人1人のメンバーの仕事まで管理できないというのが原因なのかなと思います。
まとめ
今回は外資コンサルでの働き方、キャリアアップの方法、外資コンサルで働くメリット・デメリットについてお届けしました。
いかがでしたでしょうか?確かに私も最初はきついと感じることが多く、まさか5年も続くと思っていなかったのですが、慣れれば自分の力を存分に発揮しつつ新しいことも学べる良い環境だと思います!
まだまだ自分のキャリアに満足はしていませんが、少なくとも私は外資コンサルに入ってよかったなと思います☺︎
次回以降も私と一緒にキャリアについて考えていきましょう!
読んで頂きありがとうございました🐶
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